【外来について】
当院では高血圧・糖尿病・脂質異常症などの生活習慣病から腎不全保存期に力を入れております。
なかでも、慢性腎臓病(CKD)に関しては他院で糖尿病は受診されているが、CKDに関しては併診(採血データに関してはかかりつけ医と情報を共有しており無駄な採血は行いません)されている患者さんも多くみられています。
特にCKD悪化予防のための血圧管理・食事栄養指導・腎性貧血管理・骨障害管理など多面的に治療介入し、透析まで少しでも引き延ばしていけるよう管理しております。
また、CKD増悪時でのシャント作成のタイミング(造設術はシャント専門外来へ日帰り手術)から実際に透析導入への移行を全て入院なしの外来通院で可能に出来るよう努めております。
外来透析導入でのメリット
- 無駄な入院を回避し日常生活レベルを維持出来る
- 単にCrに値だけで判断するのではなく、尿毒症症状の発現するぎりぎりまで観察可能
- 医療経済的にも優しい
外来透析導入の適応には不向きな方
- 独居で認知症の方
- 血行動態が不安定な方